Okapi Project

SEO(Search Engine Optimization)って何だろう?

バージョン
2007 年 10 月 30 日 Ver.1.1
作成者
M.Suematsu ( Xware )

要約

インターネットを使う上で、メールの次に一番多く使われているのが検索エンジンです。検索エンジン(yahoo google msn excite infoseek goo ・・・)と数ある検索エンジンもすべて次の3つのパターンに収めることが出来ます。
 1 ディレクトリ型
 2 ロボット型
 3 1 と 2 の組み合わせ

目次


1. はじめに

先にも述べたように、検索エンジンとはインターネットの世界でメールの次に使われているサービスです。インターネットユーザの 80% 以上が利用しています。
メールは、メールアドレスを知らないとやりとりできません。メールアドレスは、普通はインターネットの世界でなく、現実社会でお互いに教え合います。教えてもらったメールアドレスにメールを送ることでコミュニケーションを取ることが出来ます。では、あなたが見たいサイト(ホームページ)、あなたが作ったサイトのアドレス(URL)は、どのように知ることができるのでしょうか?現実社会で知る場合もあります。しかし、一番多いのは、目的のサイトのキーワードを入力して該当するサイトを探すことができる検索エンジンのサービスを利用した場合でしょう。
つまり、あなたが自分のサイトにより多くの人を集めたい場合は、現実社会でティッシュに自分のアドレスを書いて配るより、検索エンジンから自分のサイトに導くほうが効率的なのです。

2.SEO とは

SEO とは、日本語に訳すと「検索エンジン最適化技術」となります。検索エンジンから多くの人を導くために最適な技術を示します。
検索エンジンから多くの人を導くには、様々な最適化技術を駆使しなければなりません。最適化技術については、SEO ページで毎週紹介していきます。
 ここでは、検索エンジンは内部的に何をしているのか紹介していきます。

3.3種類の検索エンジン

  1. ディレクトリ型検索エンジン

    ディレクトリ型検索エンジンとは、テーマ毎にディレクトリを分け、サイトの内容を判断して該当するディレクトリに格納していく検索エンジンです。例えば、あなたの「イチロー応援サイト」というサイトは、スポーツ/野球/大リーグ というディレクトリに格納されます。「中村俊輔応援サイト」は、 スポーツ/サッカー/セリエA というディレクトリに格納されます。ディレクトリの階層が深くなるにつれて、テーマが詳細になっていくように作られています。テーマを考えディレクトリを作成し、サイトをディレクトリに格納するのは人によって行なわれます。人の手によって登録されるので、無数あるサイトのほんの一部しか登録されていません。労力も莫大にかかってしまいます。最近では、このディレクトリ型の検索エンジンでは限界があるので、2番のロボットにより自動でサイトを収集する検索エンジンが主流となっています。
  2. ロボット型検索エンジン

    ロボット型検索エンジンは、サイトのリンクをたどり次々にサイトを渡り歩いてサイトを収集していきます。そして、サイトの内容を判定しインデックスを作成していきます。膨大なインデックスを収集し、ユーザの見たいサイトのキーワードに合致するインデックスを持つサイトの一覧をユーザに提供します。ロボットなので、素早く、膨大なサイトの情報を取得できます。ロボット型検索エンジンのサービスは、様々なサイトで行なわれていますが、その中身は同じ場合があります。 例えば、Google で検索した結果と goo で検索した場合、goo が Google の検索エンジンを使用しているため結果は、ほぼ同じになります。 ロボット型の検索エンジンの世界シェアはGoogle が握っていますが、2007年9月時点の国内シェアでは、yahoo! がトップとなっています。
  3. ディレクトリ、ロボット共存型検索エンジン

    ディレクトリのメリットである人の目で確かめた価値の高いサイトと、ロボットによって集められた膨大なサイトとを組み合わせている検索エンジンです。 共存型の検索エンジンは、利用者のキーワードに適したサイトがある場合、通常ディレクトリ型で登録されたサイトを優先します。

Copyright © 2003 - 2007 Okapi Project All Rights Reserved.