オカスポ
平成
18年
5月31日
水曜日
120円
ついに、
ついに、
プロセス10
プロセス10
リリース!
リリース!
今後のリリースに向けての打ち合わせ
1分で、山手線を一周だ!
 つ、ついにオカピプロジェクトから初となる携帯用ゲーム「プロセス10」がリリースされた!
今回の i アプリ版ということだが、今後 Vodafone 版、au 版、Web 版と随時リリースしていく予定らしい。このゲームの基となったのは、電車の切符の端に印刷されている四桁の数字で合計10を作るという遊び。十代、二十代の人なら一度はやったことがあるのではないだろうか。
ゲーム内容は、問題に正解すると画面上の電車が進み、制限時間一分の間でどこまで進めるかというもの。路線は山手線だ!
一分間で山手線を一周するのは相当困難らしく、かなり計算に自信のある人でないと不可能だということだ。しかし絶対にできないというわけではない!
これから新機能の追加も考えているらしく、これからのオカピプロジェクトの動きにますます注目が集まっている。
開発裏舞台
新人も参入だ
 開発には、この春入社したばかりの新入社員も参加することになった。
新入社員の新井原、山之内、末松の三名はさっそく自分の得意分野を生かした役割について力を発揮している。役割はサイト・キャラクターデザイン、プログラミングや問題選出などさまざまだ!
 実はこのプロセス10の開発は、新人のある一言から始まったという。「電車に乗ってる時、よく切符に印刷されている数字を四則演算を使って合計10になるように考えますよね!」という一言である。
またその時「3、4、7、8で10を作れるか?」ということも話題になった。実際記者も考えてみたところどうしても10にすることはできなかった。だが実際は四則演算だけで10にすることができるという話だ。答えを聞いて記者も感嘆の声をあげた。答えはここでは公表しないが、読者の皆様にも是非解いてもらいたい問題だ。
 ゲームに出題する問題は穴埋め形式になっているが、プロセス10のプロトタイプは問題形式を4つの中から選べるというものだった。切符計算モード、計算スピード問題、○×ハイスピード問題、切符計算支援モードの四つである。 では、なぜ今回のリリースでは計算ハイスピード問題だけになったのだろうか。それにはいろいろな理由があるらしいが、プロトタイプに含まれている機能は随時追加されていくらしいという話だから今後の動きは見逃せない!
 出題問題作成は非常に難航した。プレーヤーに飽きられないようにするにはどのような問題の出し方がいいかを考え、問題の難易度やパターン化しないことなど調整することはとても多かった。またゲーム画面についても同じだ。彼らは決して画面作成のスペシャリストではない。その中でいかにして見栄えのよいゲーム画面を作成するかは容易なことではないだろう。例えばオープニング画面の切符の画面。これはもうどこから見ても切符にしか見えないだろう。皆もその目で見て確認してみよう。
↓ プロセス10のポスター