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int 型(いんと がた)

バージョン
2003 年 06 月 29日 Ver.1.0
作成者
T.Hirata ( Xware )

目的

int 型の値をプログラムで保持したい。

int 型ってなに?

基本データ型の「整数型」に分類されるものの1つで、32bit の 10 進の整数を変数に格納します。
Java ソース中で整数リテラルを扱う場合にはデフォルトで int 型となります。

int 型の説明

int 型のデータは符号付きで、正負どちらの値も保持することができます。

整数型のデータ型
データ型 サイズ 値の範囲
int 4byte -2147483648〜2147483647

int 型の演算を行った結果、int 型の扱えるデータの範囲を超えた場合には数値が循環します。

0 による除算は不正となり、ArithmeticException が投げられます。

int 型の使い方

データ型に int 型を指定し、変数名を宣言して使います。

 int 変数名 ( = 初期値 );
変数名
変数名を指定します。
初期値
変数の初期値を指定します。

ポイント

ヒント

以下のような演算を行うと、int 型の扱えるデータの範囲を超えてしまうため数値が循環します。

int a=2000000000;
int b=2000000000;
int c=0;
c = a+b;
System.out.println("c=" + c );

上記の処理結果は以下のようになります。

c=-294967296

普通に計算を行うと、答えは「4000000000」になりますが、int 型は 2147483647 までの値までしか扱えないため、値が循環します。

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