スパイラル型とは？
システムの部分単位に設計、プログラミング、テストの工程を繰り返していく手法です。工程を順に進めていく点についてはウォーターフォール型を取り入れており、プロトタイプ型を取り入れることもあります。開発の場面によって柔軟にいろいろな開発手法を使い分けていきます。オブジェクト指向技術を使った開発のケースでは小規模もしくは新技術適用となる可能性が高いため、スパイラル型の適用が行いやすいのです。
プロトタイプ型・スパイラル型の利点と欠点
プロトタイプ型、スパイラル型の利点と欠点を挙げておきましょう。
利点
- ユーザ自身も気づいていなかった問題や要件を早い段階で引き出せます。
- 問題が発覚しても早い段階で対策することができます。
欠点
- ユーザがテストの度に新しい要件を提示してくる場合、常に改変が行われ、いつまでもシステムが安定しないという可能性があります。また、当初の予定よりも仕様が膨らむ可能性があります。
